青春の小箱におさまりきらない

主に記録 Twitter:@Guilty_boys4

2018年12月31日

2018年12月31日までに書ききろうと思って、でも一日じゃ絶対書けないからちまちま書きためた。

 

今書いておきたいなぁって。全部私の記憶のはなし、思い出のはなし。だから読んでても普通に面白いとか何かを得られるとかではないよ。

 

 

私の大好きなすばるくん。

関ジャニ∞渋谷すばる

はもういなくなっていて、

彼がアイドルでいるのも

これをアップする時間からしたら僅か。

 

「アイドルらしくない」とよく称される関ジャニ∞だけど、私の中のアイドルは間違いなくこの人たちで始まった。

物心ついたときからKinKi KidsのDVDがあったし私と同い年のJフレのDVD何回も見た記憶がある。

それこそコンサートには行ってなかったけど、所謂茶の間ファンの家だった。

だから正直明確にいつからすばるくんを好きだと思ったかわからない。

なんせもう14年は前のこと。私10歳になってなかった。そら無理がある。

 

 

危うい人で、自分に嘘をつかない人で、本当に何してんの腹立つわって思ったこともあるけど、絶対的に好きな人だった。

私が好きになった当初隠していた右手の傷はいつの間にか消えて、右手は露になった。あの手と握手したとき、消えかけてる傷がリアルで、あんなにステージで輝くすばるくんが小さく見えた。この人も人間なんだなぁなんて言葉だけ見れば馬鹿みたいなこと思った。あれを消したって過去が消える訳じゃない。でもそれ含めてすばるくんが好きだよ。いつも闘うあなたが好きだよ。だからあなたの言葉がこんなにも胸に響くんだよ。

 

 

つけ髭をして妹を守るギルデンスターンを見たあの松竹座から、どんなに箱が大きくなっても、遠くなったなって少し寂しくなっても、いることが当たり前で、心の柱で。

6年半応援した元担が雑誌から消えたとき、名前があるのに舞台にでなかったとき、Twitterをはじめたとき、苦しくて悲しくてたまらなくてそんなときだっていつだってすばるの歌に救われてきた。大学受験の勉強中で先生からと親のプレッシャーもあってしんどくて、私の逃げ場だった。

 

今までの音が無くなる訳じゃない。そんなのわかってるけど、更新されないことが辛い。

基本ポジティブでいたいから、過去にすがればええやん~~!?ってテンションでいるのだけど、正直6人がそそくさと進んじゃって、おいてけぼりをくらってる。

11月、夏の台風の振替公演があった。飼い殺し状態で、ほんと。案外いけんちゃう!?とかナチュラルハイにもなってた。

全然そんなことなかったけど泣かないときもあって、でもそれが楽しいからじゃなくて夢のようというか、現実味がないというか、脳が拒否していたのかもしれない。

 

正直言いたいことはたくさんある。6人が夏と同じようにはいかないこと、それが進んでる証拠でもあること。でもそれで皆が味わったあの夏の感覚を知ることが出来なかったんだなって寂しくなった。さらにおいてけぼりをくらった。前に進んでるべきだし立ち止まっててほしいなんて思ってない。意地でも6人で貫いてほしかったしロマネスクを聞かせてほしかった。変更点の理由を聞いても言い訳にしか思えなくて、結局○○してほしかったなんて夏に見れてないすばるファンだけよなってなった。でもそれを置いていって欲しくなかったよ。大好きな関ジャニ∞が少しわかんなくなった。これからも大好きでいれたらいいなぁ。間違っても嫌いになんぞならんのやろけど。

 

 

正直失う瞬間は実感なくてわからんのさ。そんなもんよ。いない姿をみてやっと思うんだよ。過去の経験でもうそんなことは知っていて、前の人は前兆はありつつ突然のさよならだったからそれも辛かったけど、こうやって期限決められてじわりじわりそれが近づくのもかなりこたえる。でも一番はそんな経験値増やしたくない(笑)いやほんとそれ。だからといって応援をやめるとかそんな選択肢なくて、その不安や悲しみを超えていくんだよな~~好きって気持ちが。ほんと、どうしてくれんだ。

 

 

これを書いている間に8Jがあった。正直私はデビューしてからのすばるくんしか知らないからファンになってから過去の番組あさって見たりしてたけど、やっぱりJr.の頃から埋もれないキラキラがあって突出したオーラがあって、面白さは昔から変わってない。歌が評価されることが多いから忘れられがちだけど顔が本当にきれい。売れないわけがない。

この特番に出てほしかったという気持ちがないといえば絶対嘘になる。でも出ないのがああいう幕引きをしたすばるくんらしいと思ってるしそうであってほしかった。出てほしかったってのは単純に寂しいんだよ。皆集まってるのになぁって。いいなぁって。すばるがいるときにやってほしかったなぁ、なんて。

 

 

正直、6人が前を向いているのが嬉しいけどついていける自信はまだまだない。コンサート会場で皆が楽しそうにペンライト振って団扇を振って、単純にそれだけなのにすごい羨ましかった。もう慣れたはずの京セラがそうじゃなかった。異空間だった。置いてけぼりくらうって友達から聞いてたけど、まさにそれだった。

だから正直これからのことはわからない。でも今は外野に悲しまれたり惜しまれたりするのは平気だけど、感動ネタみたいに扱われたらすごい癪にさわる。ので簡単に触れないでくれ。間違ってもバラエティーでネタにされてほしくないし、自らをそういう売り出し方しないでほしい。後者はないと思ってるけど。

8人が好きだったし7人が好きだったし、きっと6人も好きでいられると思う。でも結局はさ、一番の人がそこにいるからでしょ?って冷めた自分もいる。どうなるんだろうこれから。でも外野がとやかく言おうと間違いなく6人はすばるくんにとって大事な人だから私も大事にしたい。これからたぶん文句もたくさん言うし寂しくて泣くしまだまだ私は前を向けていないけど、応援したい気持ちは本当なんだよ~~!わかってくれ。

 

 

でも私はたくさん泣くけれど、あの涙もろいすばるくんは泣かなかったね。泣きそうになってもその大きな瞳に溜めただけだね。

泣かなくてよかったな。自分で決めた道だから、泣くのはちょっと違うというか、泣かないことが仕事というか。駄目とかじゃないけどさ、それはすばるくんの役目じゃないよねって。思ってたから。

逆にメンバーは素直に泣いてくれて嬉しかったな。嬉しい、っていったら語弊があるかもしれないけど、泣いてくれたメンバーも、きっと見えないところで泣いていたメンバーも、シンプルにすばるくんの戦友でいてくれて、友達でいてくれたから、寂しさだったり必ずあって、それに向き合ってくれたと思ってる。この時メンバーが抱いた気持ちは決してファンにはわからないし、言葉で紡いでも100表せるものじゃないのは確かだよ。

 

 

そこにいてくれることが当たり前じゃないってずっと前から何度もそれを痛感してきたはずなのに、幾度とその感覚に慣れない。失うことを経験していても、期限があって覚悟をするって意気込んでたって、どんな覚悟もいつだって足りない。それが悪いことじゃないと思えてるだけましだけど、正直苦しくて苦しくてたまらない。趣味なんだから応援は強制じゃないしやめたってもいい。でも好きが混在してるからややこしい。かといって少女漫画みたいに「出会わなければよかった」「好きにならなかったらよかった」なんて一度も思ったことないよ。だって14年間、すばるくんに数えきれないほど助けられてきたし楽しませてもらったから。出会えてよかったって心から思うよ。同じ時代に生きられて、わたしの人生の登場人物になってくれて。

 

 

そろそろまとまらないし強制的にまとめようかな。もう時間も本当にないしね。紅白も始まるし、カウコンも見ないとだしね。

そして、こうしてるうちにもタイムリミットは近づいているんだよなぁ。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしに元気をくれて。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしに勇気をくれて。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしの悲しみを救ってくれて。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしに誰かを想う楽しさを教えてくれて。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしの誇りでいてくれて。

 

ありがとう、すばるくん。

わたしのアイドルでいてくれて。

 

ありがとう。

ありがとう。

本当にありがとう。

すごい大好きだよ。

めっちゃ大好きだよ。

やっぱ寂しいよ。

寂しくてたまらないよ。

もう何を言ったって足りない。

どんなに時間があっても間に合わない。

でももう、そのとき、は来てしまうから。

何かが変わるわけじゃないから、

仕方がないね。

本当は前を向いて笑顔で送り出したいけど、

やっぱりそれは難しいかなぁ。

今日が終わる瞬間に笑顔でいられたらいいんだけど、

それもきっと難しいんだろうなぁ。

 

ごめんね。

ありがとう。

大好きだよ。

 

そして、バイバイ。

わたしの大好きなアイドル、すばるくん。

 

 

2018.12.31 

イアーゴーって極悪非道の悪党じゃないよね?

9月2日に新橋演舞場にて幕を開けた『オセロー』。

私はジャニーズWEST神山智洋くんが出演しなかったら触れなかったであろうシェイクスピア作品。

演劇かじってたくせにシェイクスピアに触れてこようとしなかったのは、なんか難しそうだから、自分の世界とはかけはなれてるから。

 

まあそんなこんなで行ったきた新橋演舞場。初日の1回しかまだ見てないから、「後で自分の解釈全然違うわ!」ってなる可能性がありながらも、初回の1回で感じたことを書きたい。主に作品の内容について。書いてないと次みたときの感覚に左右されそうだから。

 

主に、下記3点。

 

1.イアーゴーがオセローを陥れる理由

2.本作品でのラスト、勝者はいるのか

3.イアーゴーとエミーリアの関係

 

※以下、ネタバレ含むよ。

※あくまで初回の1回を見た感想。あくまで私が思ったことで思想の押し付けちゃうよ。

 

 

1.イアーゴーがオセローを陥れる理由

作品中で、イアーゴーがオセローを陥れるに適した(かはわからんけどまああり得るよなっていう)理由が語られる。奥さん(エミーリア)と寝ただの副官に指名されなかっただの。嗚呼少なくとも前者は理由に適してるし後者も全力で尽くしてきたからこそHA?ってなってもおかしくない。ふむふむ。

って、本で読んでるときは思ってた。が、どうもひっかかる。

だって、イアーゴーそんなに憎しみ増幅させてる??所謂復讐劇って、途中で復讐してる人も可哀想に写るような演出だったり憎しみに震えるシーンとかあるやん。イアーゴーはどちらかというと楽しんでたくないか?狂ってると言ってしまえば一言で片付けられそうだけど、イアーゴーは賢く理路整然とした思考回路を持っていて、狂ってはないんだよ(かといって常人ではないけど)。

じゃあ、このオセローを陥れる真の理由は語られてないのでは。

そこで私のなかで一番しっくりきたのが、「嫉妬」だと。本作品では「嫉妬」がテーマで描かれているけど、まずイアーゴーの嫉妬から始まったんだと思った。わかりやすく言えば、イアーゴーが仮に女性だったとする。そしたら同じように話が進んだとしても、上記二点以外の理由があがらなくても、嗚呼女の嫉妬か、って思われると思うの。

かといってイアーゴーが同姓愛者だとは思ってない。でも、ホモソーシャリティの中に組み込まれた強すぎる思いはあるのかなって思ってる。イアーゴーはオセローの性格をよく知っている。それは近くで尽くしてきたからだし、だから副官に選ばれなかったことに愕然とした。裏切られた、そんな気分だったかもしれない。自分の尊敬する気高いムーア人は、自分の功績をわかっていたはずなのにそれを認めてくれなかった。だからキャシオーにも腹が立つ。邪魔に思える。そんなに尊敬してる相手なら思いとどまるかもしれないけど、副官にキャシオーが指名された時点で尊敬する気高きムーア人は、イアーゴーの中で死んだ。

いやいやそしたらエミーリアと不貞を働いたかもしれない疑惑はどう片付ける?って話なんだけど、あれは後付けの理由でしかないと思ってる。真っ先に怒った理由はキャシオーが副官に命じられたことで、エミーリアとのことはちらっと語られるだけ。憎むに値する理由を並べてるだけだと感じた。

あくまで私の中の解釈だけど、そしたらデズデモーナに対して黒い感情がないことはうまくいくなって。上記でのべたもし女性だったら~っていう点で、仮に同姓愛者ならキャシオーに対してだけでなくデズデモーナもその対象になっておかしくないから。

でもやっぱり最後にオセローが自殺した瞬間は、なかなか明かされないイアーゴーの仮面がとれたかなって思ってる。ここで、神山くんがいってたイアーゴーの人間味が出ているところでもあるかもしれない。まあ私の解釈だとわりとイアーゴーの人間味は出てるんやけどね。別に性善説唱えるわけちゃうけど、何も人を陥れてることだけが生き甲斐とか楽しみとかそんな人じゃないはずだから。

まあ実際はどうかしらないけど、どうも憎しみだけで突き進んでるようには見えなくて、その原動力の燃料になってるものは嫉妬じゃないのって感じた。私途中でイアーゴーが嫉妬を緑の目をした怪物とか語るあたりで、飲み込まれたのはイアーゴーちゃうの?って上のような解釈まとめる前に感じてて。色々自分の中では合点がいった。

 

2.本作品でのラスト、勝者はいるのか

私は文庫本で予習していったから、最後の台詞から幕が降りるまでの急展開、まぁ~~焦った!焦ったよね。

まず、私はイアーゴーは生き残ったと考えている。オセローに斬られた傷口から血はでてるものの致命的なものではなさそう。そんなすぐに死なせてたまるかって満場一致な感じだったし、軽傷にすぎない。それに連絡が途絶えたキプロスを不審に思う本土の人がそのうち来るだろうし、イアーゴーは助かりそう。(そのあと彼が何があったか問いただされるのは明白だけど、なんせ信頼を得ているイアーゴーは何でもことをでっちあげることができるよね。死人に口なしだし、生きてるビアンカはそこまで事情知らなさそうだし知ってても立場的に聞く耳もってくれなさそう。)

しっかし所謂悪役だけが生き残るって見てる人胸くそ悪いだろうな~~!私はどうしてもイアーゴーに同情してたので嫌いになれきれなかった。。クズやけど。。

で、、最後にばばばって出てきた人たちはトルコ軍なのか?はたまた違う誰かなのか?イアーゴーの周りが滅多斬りにされる中、おそらく刃すら向けられていないイアーゴー。既に傷をおってるからもう死んでると思われてるのか、はたまた?

ここは最後ベッドによりかかったイアーゴーの表情からわかりそう(しかし初回はわたし遠くてちゃんと見れてないから今後確認する………)。

トルコ軍が全滅したってのが誤報だったとすれば単純にヴェニスの方々まぬけやろってなるし、イアーゴーだけ殺されへんのかよ~~!ってなる。私はこれはもう願望なんだけどもしイアーゴーの差し金だったら?文庫本とかのなかで特に解決されてないから気にすることじゃないかもしれないけど、ロダリーゴーが土地売ってまで作ってイアーゴーに渡したお金はどこにいったんだろう。もし差し金だったらイアーゴーはやっぱり頭のなか整理されてるし用意周到だよね。ほんま真面目な人間。

章のタイトルにした、勝者はいるのか?っていった点で言えば生き残った(とここではする)イアーゴーが勝者のように見える。でもイアーゴーは完全勝利ではないと私は思ってる。計画通りにいかずにオセローが亡くなってしまった時点で彼の計画はプランAから外れた。邪魔な者は排除して自分が副官の立場にたち、デズデモーナの不貞を明かしたことでよりきつく結ばれた絆でオセローの一番信頼できる人として力を尽くすはずだった。それが叶わなかった時点で勝者とは言いづらいなぁと。判定勝ちみたいなもんかな。

 

3.イアーゴーとエミーリアの関係

エミーリアのことを使って終いには殺してしまったけど、二人の間に愛はなかったのか?って言われたらそれは違うと思う。

むしろ私はエミーリアに対してはあまり仮面をかぶってなかったように思う。デズデモーナにエミーリアの話をするときも貶して話すし、それは別にデズデモーナあげをしているという感じもあるだろうけど、エミーリアの反応から二人でいるときもいつもそんな感じなんだろうなって。悪態ついてそれで何よもうってエミーリアが反応して、でもエミーリアがイアーゴーに愛想をつかないのは、それがイアーゴーの愛情表現でもあるからでは?私はすごくいい夫婦に見えたよ。何もイアーゴーだってエミーリアを殺したいとおもって殺したかったわけじゃない。もちろんあのときエミーリアが黙っていれば事実を知っていようがたぶん殺さなかった。あの瞬間、切り抜けなければならなかった、そしてエミーリアの夫であることよりもオセローの臣下であることが勝っただけなんだろうなって。だから普通にこの夫婦好きだからめっちゃしんどい~~!!!!!!(超個人的)初回から刺され方演出が変わってるみたいだから次見るの楽しみ。。

 

と、書きたかった三点書けたから満足~~!人それぞれ解釈は違うだろうから他の人の意見聞くのも楽しみ。それに次みたときには私の解釈は変わってるかもしれないしな。

 

またそのうち細かい演出の話や神山くんのことは別で書くと思うけど、とりあえずオセロー楽しいよ!!!!!!まだチケットとれるよ!!!!!!!!(圧)

残りまだまだあるし、1回1回がきっつい舞台だけど、出演者スタッフ全員が怪我なく楽しく千穐楽をむかえられますように!!

2018年7月14日

2018年7月14日。

渋谷すばる関ジャニ∞として最後の日。

 

…って言われても正直実感なんてないし、

いやいやだって、いや、まって?ってなる。

なってるけど、でもちゃんと今日書いておこうと思って。

まとまりがなくても今思っていることは書いておこうと思って。

まぁ備忘録的なやつ。

14年間、私の音楽の中心にいた人のこと。

 

◆私と関ジャニ∞

そんなの誰が興味あるんだよって感じだけど、備忘録なので。

明確な出会いやきっかけは覚えていない。

おかんがデビュー前の博貴をいいぞって言ってたけどその時は興味なかった。

デビュー頃からのが映像にちょくちょく残っているからデビューしてからかな。

気付いたら好きで、気づいたらすばるくんだった。

直感で好きになったんだと思う。

松竹座で初めて見たのは05夏だったから私はリアルタイムで好きでも生の8人に会ったことはない。

でも私の中でしばらく、少なくとも博貴が復活するまでは関ジャニ∞は8人だった。

当たり前のようにいた人がいなくなる。私にとってはこの時それを初めて経験した。

そしてその05夏初めて見たすばるくんは本当にかっこよくて、

とにかくギルデンスターンが大好きだった(笑)

そこから松竹座、大阪城ホール、京セラドーム、そして長居、どんどん大きくなっていく会場に少しの寂しさを覚えながらも私は変わらず大好きだった。

関ジャニ∞が。渋谷すばるが。

大好きだった、じゃなくて、大好き、やな。

過去にはできないし、過去にもならない。

正直私は人の気持ちを頭で理解できても心で理解することに乏しい人だった。

ある程度のことはできたし友達もいたけど、感情の波があまりない人だった。

ガキのくせに達観していたし、所謂さとり世代みたいな。

今でこそすぐ泣くしめっちゃ笑うけど、それは全部関ジャニ∞に出会えたからだと思っている。

こんなに楽しくて、笑えて、泣けるってことがあるんだって。

楽しい思い出も皮肉にも悲しい思い出も全部関ジャニ∞がすごい領域を占めている。

9歳で関ジャニ∞に出会って、もうすぐ23歳。

いつの間にこんなに季節は流れたんか。

そりゃ皆歳とるわな。私も、関ジャニ∞も。

つまりは、私の人生の半分以上が関ジャニ∞なんだよ。

すっげぇ幸せな人生。

 

◆私の中の渋谷すばる

色々悩んでいたときはすばるくんの声でちゃんと生きなきゃって思えた。

すばるの歌は生半可じゃなくて、歌に込められたものを届けてくれる。

さとり世代(笑)だからすぐそんなん大人の綺麗事やんとか思うことが芸能界を見ていて思うこともあったのだけど、関ジャニ∞に対してそれは一切なかった。

命を削るといったら大袈裟に聞こえるかもしれないけど、すばるくんはいつもそういった感じで表現していた。最近になればなるほどそうなのかな。

生きるのが下手くそで、周りに敵を作りやすくて、不安定になりやすくて、脆くて、ドラマのような人。

あと普通に顔がめっちゃいい(笑)ダントツセンター顔。あの顔センター以外似合わんやろ。

見ていてひやひやするような人だし、正直何やってるねんってことがなかったわけでもないけれど、でも生き方に嘘をつかない人だから、すばるくんの歌はいつも信用できた。

あんなに口下手なのに人見知りなのに歌になったら人と目を合わせて歌えるの。

彼にとって表現ツールで、なんなら普通の会話よりも表現できる場所なのかもしれない。

単純に歌が上手いってだけじゃなくて、そういう危うさや不思議さを持った人だから目を離せなかった。魅力的なんだと思う。

右手の傷が消えるまでは隠していることが多かったけど、松竹座が中止になった公演でお詫びの握手をした時に何も隠されていない右手の傷を見て、「ありがとう。ごめんね。」を繰り返すすばるがあんなにステージにいると大きく見えるのに小さく見えて、私はずっとこの人を見ていないといけないというよくわからない感情を抱いた。

たまに生きてるんだかなんなんだかって時期もあったし、でもそういうのを知っているから一生懸命歌う姿ってだけじゃなくて、歌に想いが乗っていて、すんなり受け入れられるんだ。

私は関ジャニ∞が大好きだから関ジャニ∞にこだわるすばるが好きだった。

ソロ活動したときも関ジャニ∞を背負っていたし、それが誇りだった。

今回のことで何回も口にしている「関ジャニ∞としての活動は誇り」というのは絶対嘘ではなくて、だからこそ何でやねんって思わなくはないけど、でも納得もしてるんだよ。

「もしも」の話だけど、もし関ジャニ∞からいなくなるとしたら、それはもう歌が原因になるはずだって、思っていた。「もしも」が現実になってしまったけれど。それは関ジャニ∞が悪いとかアイドルだからとかじゃなくて、出会ってしまったんだもん。すばるは歌の神様に愛されたような才能の持ち主で、それを発揮してどんどん磨いて、その先にあったことなんだと。関ジャニ∞渋谷すばるとしての活動の中で出会ってしまったんだもん。あーもうでもそれなら歌の神様恨むしかないかな?(笑)でも私はすばるくんのファンだからどうしても思ってしまうよ、それなら仕方がないよねって。変な感じ。嫌で嫌で仕方がないのにどこか納得していて、受け入れている。

あとさ、単純に今あるもの全てを失くしてでも追いかけたい物があるってすごくない?

一般的にそんなものがある人って少ないやん、たぶん。

しかも追いかけたいと思うだけじゃくて、実行するんやもん。すごくない?

幸せな人生だと思う。正直羨ましくもある。

アイドルは夢を与える仕事というけれど、私は彼らと一緒に夢を見れることが嬉しかった。

関ジャニ∞のコンサートでもひしひしと感じるけど、「一緒に」作っている感があって。見せてもらっているというよりは。

だからこれからも関ジャニ∞の夢を一緒に見ていたいし、すばるくんの夢も見ていたい。勝手ながら応援させてもらう。

正直私は人の夢を応援すること以外知らないんだよなぁ。

なんならそれが私の夢だったりするもんだから困ったもんだ。

関ジャニ∞渋谷すばるのことをもう応援できないのは寂しいけど、でも渋谷すばるそのものが大好きだから何も言えないんだよ。ずるいなぁ。

でもただ一つ言えるのは、関ジャニ∞渋谷すばるにたっくさん夢を見せてもらって生きる力をもらって私の人生を豊かにしてくれてありがとう。

私はどえらい人を好きになってしまったもんだなぁほんと。

 

渋谷すばるとメンバー

私は正直すばる中心に関ジャニ∞を見ていたから、すばるとの関係性でメンバーを見たり分析したりすることが多かった。

こんな機会だからさくっと全員に言いたいこと綴っておこうかなと。備忘録なんで。

横山裕

正直ひなちゃんのこともそうなんだけど、あなたがいなかったらすばるはとっくに消えているね、うん。たくさん遊んでくれてありがとう。

会見のとき泣いてくれてありがとう。別に私たちのために泣いたわけじゃないけどさ。

あれからたくさん心配もしたけど、寂しいって表現してくれると、糸を張られるより嬉しいんだよ。そうだよねそうだよねってなれるから。

でも、頑張ってるのは知っているから、頑張るばかり言われると苦しいぞ、少し。

言い聞かせてるのかなって思うけど、でもその言葉が出てしまうのもわかるんだ。

寂しい想いさせてるんだからすばるは本当に責任をとってくれまじで…。

村上信五

地元の友達って感じで、少し奇妙な距離感だったよね。昔の話だけどひなちゃんを取り合って横とすばるが少し微妙な距離感だったときとか懐かしいね(笑)

ひなちゃんはしっかりしているから、その大きな瞳がうるんだ後でもきっちり仕事をこなすし、それが少し寂しくもあるんだけど、こういう人も必要だと思うし、全員が全員表で泣く必要なんかないよね。すばるの数々のラストを円滑に盛り上げてくれてありがとう。

丸山隆平

昔の雑誌であのすばるが代われるなら丸ちゃんの声がいいって言ったのを強く覚えている。包み込むような声をしているのは性格にも似ていて、すばるの居心地がいい場所でいてくれてありがとう。よく丸ちゃんのすばる好きはネタにされることが多かったけど、クロニクルといい、本気で好きでいてくれているから、私は丸ちゃんから聞くすばるの話が大好きだったよ。

安田章大

一時期やばいくらい一緒にいてくれてありがとう。正直今振り返ると共依存してるみたいな一見ね、そんな感じだったけど、私はどっちかといえばすばるの方が依存していたから、あの危うさえぐいときにやすくんが側にいてくれてありがたかった。そして何よりすばるの歌を支えてくれてありがとう。すばるの歌にすっとはもりにいけるのはやすが一番だと思うし、すばるの表現のできる場をできるだけ気持ちよく歌えるように考えてくれる。前に恋人かって言われるほどだったけど、本当にすばるのことを一番に考えて曲を作ってくれる。すばるの歌を一番支えたい欲も強い人だったと思う。本当にありがとう。私はクロニクルのときに弾くことにこだわったのもそれだと思っているよ。勝手な推測だけどね。すばるの大事な居場所を守ってくれてありがとう。

錦戸亮

いつでも隣で立とうとしてくれた。すばるくんのファンでいて、隣に立つ覚悟をして努力してくれた人。感謝してもしきれない。私はいつの間にか1トップで歌う姿より、隣で並んで一緒に歌ってくれる姿を好きになっていたよ。

虚勢はりたがりなのも知っているし、頭でっかちなのも知っている。だから最後の最後泣いたときの気持ちも素直に連載で言ってくれてありがとう。関ジャニ∞全員に言えることだけど、どこか全員すばるのこと一目おいて尊敬してくれていて、たまに神格化しすぎやろってときもあるけど(笑)、でもそれがとてつもなく好きだったし、隣だけど隣じゃないというか追いつこうと何とか並ぼうとしてくれているように感じていて。

単純に気まずいコンビが好きとかそういうんもあるけどさ、歌、特にバンドの時に隣で一緒に奏でてくれてありがとう。ジョンとポールとまではいかないけど、二人にしか出せない歌がたくさんあったよ。

大倉忠義

まさかすば倉コンをあんなに思っていてくれたなんて、ヒロインを聞いていたときには知らなかったよ。今覚えば何であれ2人でやったんやろね(笑)

すばるは大倉のドラムだから歌えるってよく言ってたし、大倉はすばるの後ろでドラムを叩くことが好きだったって言う。

私はまだ受け入れきれない人が多い中、ファンと一緒のように不貞腐れてた大倉が大倉らしくて大好きだよ。ストレートにファンが聞きたかったようなことを教えてくれるし、飾らないから、私は大倉の言葉を信じられるよ。最後の最後、前日は泣くかもしれない何があるかわからないと言っていたけれど、笑顔で演奏してくれてありがとう。大倉の能天気そうでちゃんと考えてきて鋭い意見をできるところが好きだし、ファン想いなところが大好きだよ。その全てが優しいし、あの笑顔でまた救われたんだよ。ありがとう。たくさんたくさん拗ねてくれて。

内博貴

触れるか迷ったけど少しだけ触れさせてね。私は正直テレビでしか二人の絡みを見たことがないから深くは語れないけど。10周年のときTVガイドかな?メンバーへの感謝ってやつで当たり前のようにすばるは博貴宛にも書いたんだよ。

今回のことをどう受け止めているかわからないけど、少なくともすばるの中で博貴は過去ではあっても大事な大事な関ジャニ∞の一部だよ。ありがとう。

 

錦戸のところで少し触れたけど、メンバーがすばるに一目おいてたのが好きだった。

それはすばるだからとかじゃなくて関ジャニ∞全員が全員に対してあるんだけどさ。

大袈裟に言えばこの人をもっと広いところにって思っていたかもしれない、でもそれは俺たちと共にってだったはずなんだけどさ。

でも結局みんな甘いんだよな~~すばるには本当に甘い、みんな(笑)

もっと怒ってもいいよ仕事仲間として。でもそれ以上に友達なんだろうな。

みんなありがとう。私は4月15日からたくさん泣いたしもう本当に何回も嫌だった思ったけど、好きになったことに後悔なんて一切ないんだよ。それは関ジャニ∞だからだよ。みんなみんなすばるくんの味方で友達でいてくれてありがとう。

 

メンバーを愛しているしメンバーに愛されている人なんだとつくづく思う。

歌を愛しているし歌に愛されている人なんだとつくづく思う。

いつのまにか定番のようになっていた赤いコードは血液のようで、

すばるの人生の中心に歌があるようで私はそれが好きだった。

そして関ジャニ∞で馬鹿みたいに笑ってえげつなくかっこよく踊って、泥臭く歌う姿が大好きだった。

さよなら関ジャニ∞渋谷すばる

14年間、私の人生でアイドルでいてくれてありがとう。

寂しい!!!!!!寂しい!!!!!!

でも幸せなことばっかだよ!!!!!

 

リューン~風の魔法と滅びの剣~[3/10昼]

たった1回、されど1回。観てきたもの、そのとき感じたことを忘れたくないから綴っておこうと思う。

他担が、1回観た感想だということをわかった上で、読む人は読んでほしい。

 

1回観たら、2回観たくなる舞台だった。でも1回でも良い意味で満足できて想像できない展開もあって、わくわくした舞台だった。

なんせ自分がその舞台を生で観た感覚を大事にしたいからこの日までネタバレも極力見てこなかったし、人の感想を取り入れなくてそれも聞いてこなかった。

…から、この感覚が合ってるのかわからない。

 

 

★リューン・フロー(藤原丈一郎

私はフローのことが理解できない。そして怖い。

彼はいわゆる漫画や小説の主人公の「良い奴」部分を担っていて、でも受け手(ここで言えば観客)へ向けられた共感部分がない。普通(と言ってしまっていいのかわかんないけど)、主人公ってその人の良い部分と悪い部分両方が描かれる。人間って良いところだけでできていないから。後で話すけどダイはやっぱり復讐心があったり強くなりたいという野望があったり、醜いとされるような感情を持ち得ている。そしてその醜い感情、主人公の駄目な部分に人は共感する。そういう設定が大抵盛り込まれている。でもフローは一切それがない。だから人間離れしていて怖い。自分の身を投げうってまで守りたいものがある…みたいな設定の主人公は他にもいるのかもしれないけど、それまでの葛藤とか覚悟とかあるはずなんだけどフローにはそれがないように感じた。フローの覚悟は自分がダイを救うことにしかなくて。そのためになら自分の身体を犠牲にする。それも復讐相手から剣を譲ってもらうために試し斬りされるという形で。

Twitterでまた楽終わってなかったから明確には触れなかったけど私が昨日言っていた「大事なものが欠落している」というのはこのこと。実際ダナトリア様を前にしても極端な怒りも悲しみも表現されていなくて。もちろんダイが行動に出てしまったからそれを止めなきゃって気持ちがあったのもあるとはいえ、自分もそういう風になってもおかしくないはずなのになって。だからこのとき、あ、これフロー怖いやつだぁ…って思った。

ダナトリア様のセリフで「一番恐ろしいのはお前のようなやつだと思った。どんなに頭を使っても予測できない。一番恐ろしいのは蜂は自分の行動を理解していない蜂だ。」みたいなのがあって。なんせ1回しか観ていないからニュアンスでしか覚えていないのだけれど本当にそうだなって思ってて。ダイを救うために犠牲を払うことに何も感じていなくて、本当はそれは異常であるはずなのにそれに気付けていない。

フローvsダイのシーンでは結局フローは自分の剣を地面に置いてしまう。ダイの剣を目の前にして身を挺して救おうとする。結局ダイスがかばったことで刺されずにすんだけど、あの時ダイが止まれる確証はなくて、つまりフローはダイを(自分の一部だけではなく命を犠牲にしてでも)救うために過酷な旅をしてきたことになる。それだけフローにとってはダイは大きな存在だ、って話でもあるんだけど、フローにとって暗くて悲しくて辛い過去は全部ダイが生きていることで昇華させていたのかな?できればダイと生きることで昇華させてほしいなって思っちゃったよね、あまりにも自分を大切にできていないから。フローにも大切な人がいるように、フローを大切に思ってくれている人がいる。そのことにこれからの未来で気付いていってほしいなと思った。

あとこれは物語と繋がっていないかもしれないけど、丈くんのフローはどこかいつも寂しさが付きまとっているというか。瞬間もあるけどその滲みが濃いか濃くないかが秒ごとに違うというか。それが好きだと思ったんだけど、これはもしかしたら丈くん自身に私が見ているものかもしれない…(笑)

 

 

★リューン・ダイ(大橋和也)

先に言うけどフローに比べて短いよ、ごめんね。あまりにもフローに言いたいことが多すぎて…(笑)

ダイは本当に人間らしい。理性と感情のバランスが素晴らしいし、憎んで憎んでたまらなかった相手が目の前にいて、感情が理性を上回る。なのにその剣は止まらなくて、殺したくないのに身体が言うことを効かなくて剣の奴隷に落ちる。その悲痛に歪む顔も、そんな自分を消滅させることもできない辛さ。孤独。

ダイは本当に普通の子だった。過去持ちってこと以外に、気持ちが動く理由も正当で、だから急にそんな運命を背負わされたら普通は壊れてもおかしくない。ただすごいなって思ってのは泣いて投げやりにならなかったこと。自分の中にいる何かと闘おうとしたこと。それは本当にすごいなって思った。陳腐な言葉しか出てこないけど。

ダイが滅びの剣から解放された後、次の道へ進めてよかったと思う。あそこで堕ちなかったのは助けに来てくれたフローがいたから、そしてそのフローを殺さずにすんだのもあるのかな。フローやエルカが帰ってくる場所を守ってくれているから、そこに戻ってきて、3人で笑えたらいいな、と思う。

 

 

★リューン、「声を聞く者、旅芸人。」

友達にネタバレって言われたから幕間にパンフレットをやっと開いて読んでいたら目に飛び込んできた「リューン」の意味。狼の遠吠えにも似た名前、遠吠えは悲しさや寂しさから仲間を呼ぶ声、でも声を出せるのは耳を持つ仲間がいると信じるから。

リューンの名前を持つフローとダイ。フローの耳にはダイの悲痛の叫びが聞こえていて、ダイは自分の中のそれと闘いながらフローに助けを求めていたんだろうなって。あの日、約束したから。フローは途中で右耳を失ってしまうけど、左耳があったから最後までダイの声を聞くことができた。身体の一部を失うこと自体非常に残酷なんだけど、両耳じゃなくてよかったって思ったんだよね私。

 

 

とりあえず今日中に書き留めておきたいと思っていたから殴り書き。あまり推敲もしてないし、なんせ基本誰とも感想語り合ってもないから本当に解釈違いかもしれないんだけど、私の感覚を残しておきたいので今日はこのへんで。追記したくなったらまた追記することにします。

『リューン~風の魔法と滅びの剣~』、大千穐楽おめでとうございました!

滝沢歌舞伎2017【4/6,19昼,26夜,27,28,5/13昼,14夜】

『滝沢歌舞伎2017』の感想をやっとこさ書く。言うてる間に、というかもう明日から、少年たちが始まっちゃう!!いつもギリギリ。

始まる前に、どうしても感想が書きたかったんだけど、真面目な文章とテンション意味不明な文章とごちゃごちゃで読みづらいです。

感情記録的なものです。そして案の定長い。し、完全に自己満足。

 

◎まえおき

『滝沢歌舞伎2017』に室龍太くんが出演することになった。忘れもしない2017年1月13日、関ジャニ∞のコンサートで京セラドームにいた私は春の松竹座の当選メールを受け取り意気揚々としていた。ら、飛び込んできたのは龍太が出演しなくなったと。あの事務所にしてはご丁寧に他の公演の都合とか書いてた。珍しく初日も楽も当たっていた。何で、とワガママに思ったと同時にTLでは滝沢歌舞伎が噂されていた。クリパにタッキーが来てくれた時のことがあったから。真っ先に浮かぶ、「私就活やん……?」仲の良いスノ担の友達に連絡した。たくさん相談にのってくれた。本当にお世話になりました……。頭こんがらがったまま、「とりあえず今はエイトを楽しもう!」そう思ったら見学席に龍太いたのはさすがに笑ったwwwwww悩みの!!!種!!!

 

私は、龍太が歌舞伎に出ると発表されてから期待と不安でいっぱいだった。就活生の身で他人の心配してる場合かって感じだけど私にとっては大きな問題だった。

『滝沢歌舞伎』、私にとってはあまり馴染みがなくて、以前今のジャニーズWESTから照史濱ちゃんシゲ神ちゃんが出させて貰って以来の関西Jr.。けどあの時と違うのは人数、そして去年の内容を踏襲したものに参加するということ。龍太が滝沢歌舞伎に出たいと、殺陣がやりたいと直談判したこと、初めに龍太がやりたいと声を上げなければ、そして照史が動画を送ってくれなかったら、それをタッキーがよしとしなかったら、どの一つが欠けても実現しなかった。照史にもタッキーにも感謝しきれない(私が)。そして何より龍太が自分のやりたいこと(芝居とか殺陣とか)に声を上げたことが嬉しかった。

 

2月、新橋演舞場でSixSTONESと関西ジャニーズJr.による『東西SHOW合戦』が行われた。歌って踊ってつっこんで、それはそれは楽しい現場だった。コント冒頭一人のシーンでいつも『滝沢歌舞伎2017』に出演することを話した。私は何回も拍手した。でも実感がわかなかった。割烹着をきて、時には紫、時にはカブトムシ(サザエさん)のカツラを被った彼が、4月には『滝沢歌舞伎』に出演している。楽しい現場はあっという間で、次に龍太を見るのは4月、ここ演舞場かと思うと帰りの新幹線も少しざわざわしたままだった。

 

3月、初日と15日と楽に松竹座に入った。就活真っ只中、運が良く友達にも声をかけて貰って、楽しかった。初日の幕が開いたとき龍太がいて、友達と「お、おるー!」って叫んでた。化け物みたわけちゃうのにね。真冬のパンセを歌った。パンセと言えばるーた、るーたと言えばパンセ。文るた公演ぶりの真冬のパンセだった。当時は序列が下がったり、文るた公演の回数は少なかったりで。そんな時を思い出して、ドリキャの黒衣装でパンセを歌う姿が、かっこよくて少し頼もしくなっていて、それだけの月日が流れ、進んでるんだなって思った。あの時はまさか『滝沢歌舞伎』に出るなんて思ってもなかったよ。あーこれ書いてる今もヤバい(笑)

そして3/15にもきた。次の日が『銀二貫』の会見だったとか後で知ったから、また来たことにびっくりしたし、神様が私に就活頑張れって言ってるんだって勝手に解釈してた(笑)ただね、心配だった。前より痩せた気がしたし、『銀二貫』の会見のことなんて知らなかったから帰ってきてる場合なの?って思ったり(笑)

 

出演発表からこんなことがあって幕が開けた。チケットが大変で、たくさんチケツイを流し、交換してもらったり譲ってもらったりして、私ができる範囲で入れたと思う。タキツバのファンの方やV6のファンの方とやりとりしてる時不思議な気持ちになって。嗚呼すごいところでお仕事させてもらえるんだなって実感した。ご協力してくださった皆さん、ありがとうございました。幕が開けるまでに日誌の更新とかでしごかれてたのもわかってるから、しっかり身に付けてきなさい!っていう気持ちとか馴染めてるかな?という心配とか入り交じって。モンペちゃうけど(……と思いたい)。

 

開場してパンフレット買って、一緒に入ってくれたV6ファンの方とお話しして、緊張してハンカチ握りしめる手が震えた。2月と同じ場所なはずなのに空気にのまれて、怖かった。初日はそんなんだった。千穐楽は終わることが辛くてしんどくて会場で流れる音楽でもうだめだった(笑)

 

◎一幕

▼OVERTUNE

DVDで見たやつや!って印象。詳しく『滝沢歌舞伎』のことを知らなくてもそんな印象を受けた。ちなみにタッキーを見るのは9年ぶり。タッキーが手を横に広げるとカーテンが開き、並んでいる出演者たち。

髪を黒くして、そしてやっぱり少し痩せてて、よぉいやさぁ!の「さぁ!」を叫ぶ姿。嗚呼本当に出演してる……。

 

▼春の躍り

ガッシガシのダンス。かっこいい!!龍太のダンスはしなやかさがあって、私はそれが好きだけど、人によったらだるだるに見えた可能性もあるのかな?と今となっては思う。私はダンスの巧拙なんてわからないから何とも言えないけど、嬉しい意見も参考にしたい意見もたくさん見れて嬉しい。

そしてフライングのキャッチ!!林くんとシンメが多い。

 

▼いにしえ

フライングのキャッチが終わったら一旦はけて着替えてから途中参加。『滝沢歌舞伎』に詳しくなくてもわかるぞこの曲!!出演してるって実感わいてきて興奮するのと同時に、お口がむってなってるのが可愛い……とか思ってた。やっぱ和装はいいな!!!!!!

 

▼OVERTUNE②

タッキーの紹介で三宅くんご登場。初三宅健。び、美少女!(違)Jr.は黒スーツに白ストールっていう感じで大人っぽい演出。こんな龍太あんま見たことないなあって。個人的に龍太の黒髪を07年かな?in大阪で見たとき好きだなって思ってたから嬉しかった(突然髪色の話) 。

 

▼Maybe

初日、びっくりした。何か言葉を残したくてもなかなか出てこなかった。予備知識がないから手話だと最初わからなくて、でももしやこれは手話なのでは?と思って調べたらやはりそうだった。手話をダンスに持ち込むってのはちょくちょくあるんだろうけど、こんなにもかっこよくしなやかにそして感情的に魅せる姿に圧巻。

バックはさっくんと林くん。さっくんは少年たちで見たことがあったからどんなダンスかも少しは知っていたけど林くんは知らなくて。めっっっっっっちゃいいな!!比較するならば女性的なのが佐久間で男性的なのが林くんなのかな。重心が佐久間は上の方で林くんは下の方って感じで見えた。何度もいうけどダンスは詳しくないから感覚で。サビに入った瞬間の林くんの足さばきが好みだった。と思ったらさっくんの表情の魅せ方にやられる。目が足りん!!

 

▼蒼き日々

最高かよ?最高かよ???ハット演出ぐさぐさきたけど(伝わる人には伝わる)。

とにかく円になってスノと女性ダンサーが順に踊っていく姿、そしてバックから光量強いライトが照らす様、素敵だった。何度も感動して何度もこの時間が終わらないでと思ったし、映像化してくれほんと……。

タッキーと三宅くんはダンス全然違うよね。肩の動きは三宅さんが好みでした。

個人的に宮舘さんの手が美しかったのと、ひーくんがしゃがむようなダンスするの最高に好き。

 

▼バトン

初日以外は、あーーーーくるーーーー!って4剣士に緊張して手に汗握りしめたし、初日はまさかあんな場面がくるとは思わず呑気に、きれーやなーって見てた。バトン、未知の世界で落ちてきた棒をなんで肩でくるって受け止めてるの意味わからんすげぇ……ってただただ感心するばかり。

 

▼4剣士

4剣士なのに3人しかいない……チビケンタッキーとケンタッキーで4剣士?と?が飛び交ったが、真相は3剣士だそうで。三宅くん教えてくれてありがとうございます。

緑基調の衣装で出てくる龍太。もう初日びっくらこいてた、だって一人で出てくるから!

 

 

古今東西、人は戦に明け暮れてきました。それは人類の繁栄の背中合わせにある惨事とも言えるでしょう。ある者は血湧き肉躍り、ある者は満面の笑みを浮かべながら刀を手にとり敵に襲いかかる。これもまた人なり。怒号と悲鳴が織り成すハーモニー。その悪魔のごとき旋律の幕が切って落とされるのです。(ニュアンス)」

ここまではナレーション。優等生っぽい喋り。「切って落とされるのです」でSEが入り項垂れる龍太。高笑いし、背中をのけぞって笑う。

「間もなくだ。間もなく奴等が此処にやってくる。こんな愉快なことがあってたまるか。我が策略にはまり、我が計略に翻弄され、奴等は怒り狂った獣のごとく目が血走っている。奴等はまさに、鳥籠の中の雛だ。さぁ宴を始めよう。……者共よく聞け!貴様らの命は貴様らの物ではない。俺の物だ。不甲斐ない働きをした者には死を、逃げ出す者も同罪だ。常にこの俺を満足させるのだ!いいか、奴等を我が前にひざまさずかせろ。あらゆる苦痛、あらゆる屈辱をもって死に至らしめろ。よいな!」

 

 

4剣士の設定が詳しくわからないけどリーダー格の役をやらせてもらって、私の見たかった姿がそこにあった。高笑いや不敵に笑う姿、そこからすっと真顔に戻るのが恐ろしくて良い。でもやっぱり看守長と比べられたくなくて、一緒だとか似てるとか言われるのじゃ駄目で、前もTwitterに書いたけどそんな気じゃなくて呟いた人もいるし、私はそれが素直な意見だなと受け止める。

4剣士は入る度に演技が変わっていて、生だから当たり前というよりは模索してる感じがあって。本当は見つけ出して初日を迎えるのが一番いいのかもしれないけど、私はそれが嬉しかった。私のなかでしっくりくる日とこない日もあって、それはきっと本人が一番わかってるんだろうけどね。Twitterとかで厳しいこと言ったかもしれないけどそれは今の龍太だったら出来るようになるって期待があるからで。どんどん欲は出ちゃうよね。

念願の殺陣、素敵でした。タッキーに刃先を向けて笑ったのが好きだった。満面の笑みを浮かべながら刀を手にとり敵に襲いかかる、楽しくて堪らないように見えた。それもそのはず、策略にはめたんだもんね……。ステージ上段センターで後ろ向きに立ち振り返って見下す感じや前髪かきあげるのが雄すぎた。

何よりもタッキー、三宅くんと並んでの3剣士ってのが本当……!!縦を感じさせたら駄目で、そしてそれが全くなかった。対等に剣士だった。3人がステージ前方に並んだ光景はこれからもずっと忘れないんだろうな。

余談だけど4剣士で登場する三宅くんの美少女戦士味すごいっていつも見てた。

 

▼お化け(こどもつかい)

ホラー苦手な私からしたら怖かった!!もう本当に!!ぶちっとかぼとって音が駄目なんや……。林くんのファンの人でホラー苦手な人とか大変やろな……。

しっかし林くん、本当に演技すごかった。そして声がいい。聞き取りやすい。不気味さすごかった。

 

▼MaskDance

最初の映像のマッチするところ。友達はあの黒の点の集まりが駄目だった模様。分からなくもない。三宅くんすっごいとりつかれたようだった。力強く儚く宗教っぽさもあり。

 

▼変面

でた!!!って感じ。映像でしか見たことなかったからこれか~って。ただ仕方がないけどお面が少し怖い(笑)

 

▼太鼓

き、筋肉が!ついてる!と驚いた(笑)龍太くん昔は「筋トレなんかしやんー」とか言ってたけどせざるを得ないよね……くらいに思ってたらいやまあすごかった。元を知ってるからだと思うけど。ただ近くにいたひーくんや舘様とは比べ物にならない(笑)あの人たち厚みが違う(笑)

声は誰よりも出てたと思う。Twitterで「そぉおおれぇえええ!」のところ渡辺と室の一騎討ちとか言われてたけどそれは本当だったwww自分が龍太の声を一番よく聞くし拾うから一番声出てるように思うのかなとか考えてたけど、他担の人も言ってたからやっぱかなり出てたんだと思う。

しかし腹筋太鼓は本当に辛そうだった。特に日程的に最初の方。初日はもう頭ぶんぶん横に振りながらやってて駄々こねてる子供みたいで可愛かった(笑)腹筋太鼓なのに可愛い(笑)でもそれは浮くからやめてほしいなーと思ってたら改善された🙆やっぱ経験ってすごいな。

 

▼ダンス

チビ4人のダンス。個人的には黒田くんが好みです。東京のチビも可愛い。。

 

▼浮世艶姿桜

大大大好き~!!何の予習もしていってないから初日に見てビビっときたよ!!くっそテンションあがる。セグウェイ要らないって人もいるだろうけど龍太のセグウェイ、ギャルみがあって可愛かった(笑)とにかくこのときの衣装の袖が七分なのがよかった!!あの丈の龍太好き><セグウェイ降りてからはガッシガシのダンスしてくれるし、もう本当にこの曲好きすぎる……。

 

▼滝沢一座・化粧

さっきまでかっこよかった龍太が林くんと並んで法被を着てる!!ピンクの法被!!かわいい!!無理!!二人まとめてかわいい!!無理!!初めの方はまだ緊張してる?って感じだったけど、どんどんいじられるようになってきた!!可愛い!!ずっと可愛い!!Endlessかわいい!! 関西弁も勝訴!ここで、詳しくない人も、あーこの子が関西から来た子かなって思ってくれるしね!何より龍太の関西弁はやっぱ京都だからドきつくないのもいいよね。可愛い♡

そして、SnowManの新曲、千穐楽で手拍子が起こってその光景の中、音の中、踊る姿がキラキラしてて何故か私が嬉しくなった(笑)

 

▼歌舞伎

さぁ、歌舞伎パート!滝沢歌舞伎というタイトルだけどやっと歌舞伎が始まるよ!!かなりざっくりだよ。


▽白浪五人若衆

チビたちの口上。皆かわいい!!一生懸命!!やっぱ黒田くん可愛い。


▽傾き踊り

スノの衣装めっっっっっっっちゃいい!!うらやま!!うらやま!!髪型似てたなべしょ見て想像してたけど龍太和服似合うしこりゃやべーなって想像だけど、うん。何が言いたいって衣装が羨ましかったって話です。あれ全員分ステフォ出すべきでは……?

 

▽桜門 滝沢五右衛門

歌舞伎パート、可愛いのフィルターが増していく……。めちゃんこ可愛い。歌舞伎には詳しくないけど、はしごみたいなの昇ってるの本当にすごい。初めの方はわわわって見てたけど、でも安定感があってすごいなー(軽い)。

 

▽車引 三宅丸

チビちゃんたちがめっっかわ。


女形

女形!!タッキーまじ綺麗びっくりする。女の私が見て愕然とする自分なんで女なんや……?そして三宅くんの女形は少し気が強そうだなと。二人で踊る?ところ、姉妹みたいだなって見てた。

 

▽蛇退治

くっはーーー!!蛇退治衣装めちゃんこ可愛い!!可愛い!!龍太の近くにいたひーくんが頼れるお姉さんみたいな感じで!お姉さんかいな!って話だけどああいう姉御みたいな人いるやん?龍太がピンチのときは救ってねって勝手に思ってた。衣装が可愛い!!あと、本当にこの時の音楽が好き。サントラ欲しい。テンションが上がるし、そこに赤い紙吹雪がわっさーー!とか、もう心の中で拍手しまくり。

 

◎二幕

▼『鼠小僧、夢小判~笑いあり、涙なし~』

ヤバイ、悪役やばい。旅烏の駒蔵。

話の内容は割愛するけど、改心するシーンで、龍太とタッキーだけの時間があって、本当にその光景が信じられなくて、すごいところに来たんだと思った。そして三宅くんが登場して、4剣士の時もそうだけど、タッキーと三宅くんと龍太が同じ場面にいるシーンを見る度にじわじわと胸が熱くなって。

きっと押し込みは駒蔵なんだろな。ただ、「お金を奪って逃げる~」って台詞には反応してるけど、鼠の「せっかく親からもらった命~」っていう台詞が心響いているように見えたんだよね。あくまで私の想像だけど、ひーくんの語り「親に捨てられた人が皆悪さをするとは限らない」ってのは、あくまでも鼠と仙吉に向けられたことなんだろうけど、お丸だって捨てられたわけじゃないにしろ親はいないし、それを考えたらきっと駒蔵もなのかなーって。もし親が関係ないなら駒蔵と鼠のシーンで、あの台詞の必要性は鼠側にしか感じられないなって。まあ、想像だけどね結局。

そして、最後の戦い、本当に凄かった!!水どっしゃーーー!って、これぞ、滝沢歌舞伎!!

そして、長い棒持って花道から走ってくる駒蔵。「勝手にしろ!」って鼠に言われるのもくぅ~!ってなる。改心の流れがもう少し駒蔵のバックボーン掘らないと分かりづらいというか深みにかけるかもしれないけど、でもやっぱ生き生きとしてる。駒蔵すごくこの時生き生きとしてるんだよ~!!好きしかない~!!そして前髪濡れて殺陣やるのめちゃくそ可愛い!!こまたん!!こまたんだぁ~!!キャスト紹介の時のお顔が可愛すぎる💮

 

▼WITH LOVE

稽古場の写真映るのいいね!水面にセットが映るのも綺麗。この曲が滝沢歌舞伎って感じがして、じわりじわりときて、白いスーツを着ている龍太がかっこよくて。ぜんまいみたいな動きのところのダンスが好き。こんな素晴らしい景色を見せてくれた。嬉しいなって簡単な言葉しか出てこないけど。

 

▼LOVE

急に可愛くなる!!可愛くなる!!アイドルだ~!!基本的に目立つのは悪役のシーンだから、他の担当の方とかには、ここでめっちゃふにゃふにゃの笑顔で♡作ってる龍太のギャップがすごいらしい。せやんな!せやんな!三宅くんのフライング補助してるのも素敵♡笑顔がみれるのここくらいだから本当にズッキューンっ!ってくる♡

千穐楽の公演では、WITH LOVEあたりから結構キテたみたいで、いつもLOVEになった時笑顔で歌い始めるんだけど、その笑顔が時々歪んだの。それが本当に胸をぎゅうぎゅうと締め付けて。赤い目しながら笑って、♡作って、そんな姿も素敵だったよ。

 

▼出演者挨拶(千穐楽)

一人一人挨拶の時間を貰った。龍太の挨拶は一回Twitterにはあげたけど、ニュアンスだけど、再掲しておく。自分記録だし。

 

 

龍太「今回は関西Jr.から一人で滝沢歌舞伎に出させてもらい滝沢くんに感謝してます!ありがとうございました!」

滝沢「どうですか?やってみて。」

龍太「滝沢歌舞伎にすごい出たかったんですけど正直なめてました。正直に言います。でも稽古で滝沢くんに色々言ってもらって成長できました。」

滝沢「その一番心に響いた言葉は…」

龍太「マジすか!ここで言うていいんですか!?」

滝沢「いいですよ。」

龍太「ありゃー!」

(リアクションでかいwww)

龍太「関西Jr.ではメインの方でやらせて貰ってるんですけど、本番を迎える一週間前くらいに殺陣でミスしてしまい、色々積み重なったものが滝沢くんの中にあったんですかね?」

滝沢「あー滝沢溜まってたと…。」

龍太「ああ……!(笑)溜まってると…僕は思います!」

滝沢「溜まってますよ(笑)」

龍太「はい(笑)(滝様に近づいて)それは重々承知です!」

滝沢「いちいち動くな!」

龍太「すいません!ごめんなさい!真ん中にいます!(笑)それで、フロントに立たせて貰える意味を考えた方がいいよって言われて。そこでなめてたなって正直思いまして。関西から一人できた意味を考え直して本番に挑めたんで、厳しい言葉を貰って感謝してます。ありがとうございます」

滝沢「室には関西Jr.を更に盛り上げてほしいなと思います。お疲れ様でした!」

龍太「ありがとうございました…あ、一つだけ!」

滝沢「何?(呆れたように笑いながら)1こにまとめろよ!」

龍太「お願い~!(高音w)」

滝沢「弁当箱2つあったら面倒だろ!」

龍太「来年もあったら是非お願いします!」

\拍手/

滝沢「無理です。」

龍太「ぬあぁ~!嘘だぁ!嘘でしょ!?無理ですか?」

滝沢「無理です」

龍太「僕は室です!」

\www/

滝沢「それは違うだろ?」

龍太「違いますか?(笑)」

滝沢「今年でお前は吸収してやんなきゃいけないんだよ」

(滝様の隣ではい、はい、って頷く龍太)

滝沢「来年滝沢歌舞伎やってる時間あるなら関西Jr.盛り上げろよ。そしたらもっと飛べるぞ?」

龍太「はい!(ガッツポーズしながら)もっと飛べるぞ!」

龍太を小突く滝様www

龍太「いたっ!(笑)」

滝沢「ありがとうございました~!」

 

 

この後、林くんが来年も出たいですって言って、即オッケーしたタッキーに、「林くんはよくて!?僕があかんて!?そりゃぁないだろう!」って流れがあったのは、パスしてくれた林くんに感謝。

挨拶全体的に、私がいつも見てる龍太よりテンション高くて(というか高く設定してるように思う)、声はって 関西らしさ を分かってて出してる感じがあったから、うわーぐいぐいくるなぁって思った(笑)人によったら尺も使ったしうざいなって思った人もいるかもなぁ(心配症)。とにかく舞台中はこんな喋ることもなかなかないしいじられる場面も化粧のとこぐらいだから、詳しく知らない人は少し驚いたかも?でもなんかそういう風に振る舞ってる姿が頑張ってるなぁとか思えちゃって(笑)

私は龍太がちゃんと自分で来年も出たいって言ったことすごい嬉しかったよ。だって私はやっぱり関西Jr.も好きだけど、室龍太という一人のアイドルが好きなんだもん。言葉足らずだし、舐めてた=甘くみてたってのも入ってた人ならわかるだろうけど、言葉だけ見た人には勘違いされても仕方がないし、龍太もう少し頑張ろうね、そのへんは。私は限られた語彙のなかで言葉を紡ぐ姿は好きだけど。ただそのへんもタッキーが連載で補足してくれてたのは大変助かりました……。

 

 

◎あとがき

4/6の初日から5/14の千穐楽まで、稽古を入れたら約2ヶ月間かな?龍太くん、本当に本当にお疲れさま。私はただ遠征して観劇して楽しんでいただけなのに、何故かやりきった気持ちにもなっていて、不思議な気持ち(笑)

滝沢歌舞伎は私にとっては遠い世界で、未知の世界で、生で見たエンターテイメントのすごさに驚いて。そんな舞台に龍太が立っていることが誇らしかった。2ヶ月、どんな思いで東京で過ごしていたのだろう。関西からただ一人で乗り込んで。もう27歳(今は28)の男性なのに、勝手に色々心配してた。馴染めるかな、とか(笑)先輩の楽屋に挨拶に行くとき先頭を歩けなかった龍太が、三宅くんやタッキーの大先輩と剣を交えるまでになった。もう二度とみれない景色かもしれない。でもやっぱり見たいと思うものだ。自分が関西にすんでるからってのもあるけど、やっぱり東京の舞台に立つ姿は少し味が違うもので、嗚呼やってやったぞ!なんてまだまだなとこもあるのに思ってしまう(笑)甘いのか厳しいのかわかんないけど(たぶん甘い寄り)。

この舞台で得たものはかなり大きかったと思う。龍太が出ることで変更になった部分も大きくあるだろうし、明かされていないからわからないけど誰かの出番が削られたと考えるのが妥当だろう。そこまでしてタッキーは龍太の心意気を買ってくれた。それにちゃんと応えられたかな?どうかな?それを決めるのは観客でもあり、カンパニーでもあるのかなぁ。

苦手なことたくさんあったと思う。壁にもぶつかったと思う。年齢問わず人生は、特にこの世界では常に今の自分との戦いなんだと、綺麗事みたいだけど本当にそう思った。まだまだ出来るって私は思ったし、そう龍太に対して思えたのは、以前の龍太を今の龍太が越えていっているから。ついつい親目線みたいになって偉そうに言ってしまうこともあるけど、私は龍太に期待しているし期待していたいんだよ。だから龍太がこういう貴重な経験が出来て、本当に嬉しい。たくさん素敵な景色を見せてくれた。色んなところに連れていってもらっているような気分。ありがとう。

今まで逃げてきたところもある。現場いっててたくさんツイートしてて何だよって感じかもしれないけど、前にaskで聞かれたとき、担当にするとかじゃなくてベクトルが違うって答えた。これまで何回も素敵な景色を見せてくれて、何回も胸が締め付けられて、その度に逃げてたのかもしれない。友達に言われるまで気づけなかったけど、「ベクトルが違う」という言葉は便利な言葉だなと。もうJr.担にはならないと決めていた。そのルールの上で無理矢理適合させるための言葉だと言われた。もちろん人それぞれ違うだろうけど、嗚呼私、逃げたのかなって思った。私は向き合ってたつもりだけど、怖くて怖くてギリギリのところで、ベクトルが違うだなんて、言い訳して言い聞かせて逃げてたのかなって。それはすごい失礼なことだなと感じた。担当なんてたくさんいる人もいれば一途な人もいる。様々だと思う。万人共通の理解なんてないやろし。万人に理解されなくても仕方がないし、求めてない。結局は自分の尺度。担当って言葉に悩む人はこれまでも見てきたし、私はもう担当なんてわざわざ言わなくていいか!って思うようになった(笑)でも、聞かれたときはきっと言うんだろうなぁ。友達の言葉が的確で、ぐさぐさきて、逃げたくないって思って、同時に今の龍太から逃げられなくて(笑)きっと今の龍太だから私はそう言えるんだろうけど。あーー龍太くんすごいなぁ。こんなことになるなんて、思ってもみなかったよ。一番知ってるようで見ていない(見えない)シンメという存在を、大事に思ってきたけどまさかこうなるとは。人生わかんないねぇ。龍太のこと、こんなに好きになるなんて。

殺陣、私には巧拙なんてわからないけどかっこよかったよ。大先輩と並ぶ姿は最高だった。演技、たくさん悩んだと思う。しっくりくるこないもあった。いつも演技に取り組む姿勢が何より好きだから、4剣士を震えながら見ていた。ダンス、しなやかな動きが好きで、崩しすぎず個性が出ていて素敵だった。トーク、いじられることもたくさんあって距離感うかがいながらやってるなって思ったけどスベり含めて笑いに持っていこうとする姿ががむしゃらで好きだなぁって思った。楽しそうにアイドルスマイルで歌う姿も、涙を堪えて時々歪んだ笑顔も、どれもどれも素敵で、私はずっと幸せだった。就活とかぶってしんどくても見たら元気が出たし、勝手に励まされていた。未知の世界を見せてくれて、滝沢歌舞伎に連れてきてくれて、幸せな気持ちを与えてくれて、本当にありがとう。

とあるジャニヲタの就活記録②

さぁ、一晩たって思ったよりRTやいいねをされたこと、そして質問もいくつか受けたので、今回は前回の追記といった感じ。インターン」について、「現場も行くためのスケジュールについて(前回より詳細に)」、「筆記試験対策や自己分析について」など。あと、自分がインターン探したり就活したりするにあたって疑問に思ったことも自分なりの回答を踏まえて書いていきます。あくまでも自分の感覚で書きまーす。

そしてびっくりすることに固い文章っぽくならんようにしてるけど話が話だからなっちゃうかも??んで急にジャニヲタならでは(?)の記録もちょくちょく入ってきます(笑)

 

【前回の記事はこちら↓】(前回の読んでからの方がいいかも…)

guilty-boys4.hatenablog.com

 

【その1:インターンについて】

19年卒の人にとっては丁度色んなサイトを見てどのインターンに行こうかな?と考えたり、インターンってそもそも行かないとあかんの?って思ってたりする時期かなーと。

結論から言うと、インターンは行ったほうがいい。

ここからパターンに分けて説明しますね。

<志望業界や企業がはっきりしている人>

情報を聞くだけ見るだけじゃなく、足を運んで得た情報は、「自分でつかむ」「自分の感覚を残す」ことができる。特に現時点で第一志望の企業のインターンは絶対に行くべき。もちろんインターンに選考もあることも多いので、その時点から学校のキャリアセンターなど使っていけばいいと思う。やはり「インターンは就活に直結しない」とうたってはいながらも、優遇されるケースはやっぱりある。そして知ってることが経験していない人よりも多いことはその企業を実際に受けるうえで重要。また、その企業には行けなくても(例えば選考落ちたとか)、競合の企業や同じ業種の企業に参加することで、自分の志望する業界について知りえることはぐんと多くなるんじゃないかなーと、はい。

<志望業界や企業がはっきりしていない人>

周りがインターンインターン!言うてるからとりあえず行っとかないとまずいんちゃうか!?って思う人、多いよねー!わかる!私もざっくりと志望業界はあったけど、就活は業界そこまで絞らないで受けようかなって思ってたのでどちらかと言えばこっちに近かったのかも?インターンと言えば、長期インターンじゃないと意味がない、と耳にすることありますよねぇ。でもほらバイトや現場でそんななかなか長期って厳しいじゃないですか?志望企業はっきりしてるならそこは割り切るべきだけど、私はそんな感じじゃなかったので、短期(長くても2日)インターンをポツポツ行ってました。はっきりと言うと、短期インターンだって大いに意味がある。むしろ<志望業界や企業がはっきりしていない人>にとってはめっちゃ良い。長期インターンじゃないと意味ないってのは、就活に直結しづらい、と考えてくれたらいいかな。まぁ何度も言うけどはっきりしてるならやっぱ長期の方がいいと思うけど。はっきりしていない人にとって世の中の業種・企業多すぎて何から手をつけていいかわかんねぇ~!ってなるので、とりあえず色んな業界の短期インターンに参加したらいいかなって。情報を鵜呑みにするのはダメだけど、業界研究のすっごいごいごい・・・じゃなくてすっごい手助けになりますよ。

 

そして、インターンあるある!行きたいインターンの時期が被った事件。どちらも申し込んで選考通ったら断らなきゃいけないし・・・うむ・・・。ってなったんすよね私も。これに関しては両方出せばいいと思います。両方通ったなら断ればいい。そりゃ企業様の負担を考えたり他の人のこと考えたりしたら断わらないのが一番だろうけど、自分のためのインターンなんでね。それで遠慮して○○通ったら△△行けないしって辞めちゃったら、○○通らなかったときどうなるのっていう。なので私はとりあえずスケジュールアプリ(ジャニヲタがよく現場スケまとめてるやつ!)で行きたいやつ入れていって締切日とか比べながら優先順位つけてました。

個人的には前回の記事にも書きましたが、東京遠征兼ねてやりたかったので交通費支給のとこばっか見てた・・・(笑)全額支給だったので非常に助かりました。(あくまでも自分の興味に見合う会社だったから行ったんだけどね!)

 

【その2:筆記試験対策について】

何度も言うけど、3回生秋にやっておこう!!!就活始まったら時間はないぞ!!!

ちなみに「SPI3」「玉手箱」「TGーWEB」をやったけど全然種類違うから一通りやった方がいいです。ほんとに玉手箱とTG-WEBは消えてほしい・・・。苦手なので玉手箱とTG-WEBは2回解きました。私自身アルバイトで講師してたから勉強からそこまで離れていないのもあるけど、大学受験最後にそこまで~な人は本当にやっておいて・・・。どんな企業も大学や学歴で足きりなんぞしないと言うけど大手を受けて面接行ったときの印象は試験結果で結局こうなるんやな~と思うことがしばしばでした。やっぱ出来るにこしたことはないんやな、と。

学校とかにたぶんおいてあると思うけど、企業によってどの種類の試験を採用しているかをまとめた本もありますので、今から気になる企業あるならチェックしておくべきかな!と!

あと、マイナビリクナビが定期的にweb模擬テスト的なのやってくれてるのでそれを活用していくのもあり!!たぶんリクナビの方が頻度は多かったかな?

 

【その3:自己分析について】

マイナビの他己分析が最高です。学校の友達はもちろんジャニヲタの友達にもやってもらったらいいかな~と。他者から見た自分ってのは意見聞かないとやっぱわかんないし。そしてコメントも書いてもらうことになるから、私は就活中元気ほしいとき繰り返し見てました。ここで言うて伝わらんやろうけど、改めて私の協力してくれた人ありがとうございました・・・。

 

【その4:スケジュールについて】

前回の記事でも書いたけど、単位は3回までにとっておくべき。じゃないと昼就活夜バイトってのがなかなか出来ないから。で、具体的にどんなの?って聞かれたので細かすぎない感じで行こうかなと。

ただ、私は大阪住みで関西で就活してたってのは移動時間の短縮に繋がるから条件違いすぎる人には参考にならんかな~・・・。

<1月>

バイト:90時間

就活(ES書く時間とか含めて):約20時間

現場:なうぇすと横浜2、エイト大阪2

<2月>

バイト:47時間

就活:約18時間

現場:なうぇすと名古屋2、東西SHOW合戦7、SHOCK1

<3月>

バイト:59時間

就活:約60時間

現場:春松竹3

<4月>

バイト:72時間

就活:約35時間

現場:PとJK舞台挨拶1、滝沢歌舞伎6

<5月>

バイト:90時間

就活:約15時間

現場:なうぇすと広島1、滝沢歌舞伎2

<6月>(内定出るまでの期間)

バイト:46時間

就活:約5時間

現場:銀二貫2

 

こんな感じですね。バイトは掛け持ちしてたし平日夜・土日が中心だったのでそこまで就活に影響なかったかな。あと、現場前にバイトとか現場後にバイトとかしょっちゅうでした。

 

あと就活中不思議と、「もうジャニヲタ卒業できそ~」って思う時期が何回かありました。やっぱ自分のことに必死だからかな?情報全然追えないし、一年先自分がどこで何しているかはっきりしていない不安がとてつもないからかな?でも別にそう思うことが悪いとかファンとしてダメだなぁ…ってなることはないかなと。趣味である以上楽しくないと意味ないし、無理に情報追ったりテレビ見たいしなくても、何となく見たいな~とか癒されたいな~って時に見たら、やっぱ心が救われる(笑)

私は就活就活言いながらも現場行き続け、メリハリ大事!って前回の記事にも書いたけど、それで追い込みすぎることはないかなーって。さぼってたらつけが回ってくるのは当たり前だけど、精神的に余裕がないとしんどいよ、と。特になうぇすと大阪行けるはずが行けなくなった時は絶望の淵に立たされたみたいに歌聞くだけでも泣いちゃうとか情緒不安定だったけど、しんどいときはぼーっとしてて。それにたぶん、しんどい時吐き出したら誰か話を聞いてくれたりするもんですよ、私は大体それが周りのジャニヲタだった。ジャニヲタやっててよかったな~(笑)。あ、結構就活でジャニヲタネタ使えるのもよかった。私には何もない、なんてことはない!

 

前回の記事読んだ方からご質問とかあったので、もしまたあれば気軽にリプするなりしてください~。あくまでも私個人の感覚と経験で話しているので、責任は持てませんが!そこだけは許してくださいね。