青春の小箱におさまりきらない

主に記録 Twitter:@Guilty_boys4

関西Jr. 少年たち~世界の夢が・・・戦争を知らない子供達~【本編】松竹2015/08/02昼,05,14,22昼,23昼,26昼,26夜

 

松竹座の幕が閉じ、日生の幕もあと一週間もしないうちに閉じる。あっという間だな~と松竹座を懐かしんでいたら自分的日生少年たち初日が明日に迫っていた。

日生の少年たちを見る前にしっかり松竹座の感想をまとめておきたかったのだけど時間がないから雑。レポというより忘れないように大まかなストーリーの流れと雑感。ショータイムはまた別で書く。

 

 

 

〇OPムカイ「今も昔も俺らは夢を追い人を愛し続ける。いつの時代も繰り返される無意味な争い。誰かのために命を落とす奴もおればそれで救われる奴もおる。」ニシハタ「俺たちの心は今も燃え続けているんだ。この狭い世界に閉じ込められた俺たちには争うことでしか、」「「この怒りをしずめることはできないんだ!!!!」」から時の彼方。康二がキャップ被っている日もあれば被っていない日もあった。

⇒二人でセリフをいうところのタイミングが綺麗にあっている。練習しているし当たり前なんだろうけど。そして、二人がシャキンっ!って切るような動きをしているのを引きで見ると、今の関西Jr.を引っ張っていくのはこの人たちなんだなとしみじみと感じた。

 

〇~俺たちは上等は普段通り。喧嘩のシーンではムカイはニシハタにまっしぐらに殴りかかる。ニシハタはそれに抵抗するだけで殴りはしない。俺たちは上等後、「なんの騒ぎだ」で看守長登場。「俺の刑務所で勝手は許さん。」ムカイ「俺の刑務所?アホなこと言うな!」ニシハタ「ムカイ、やめとけ。お前の悪い癖やぞ。」ムカイ「お前は黙っとけ。」看守長「二人とも黙れ!」そして今回戦争がテーマに盛り込まれているから「国が他国と争っているこのご時世にこんなところでのんきに暮らしているお前達だ。文句があるならすぐに出してやる。戦場に行って死んでこい」なんて台詞も。

⇒後々ムカイとニシハタが兄弟とわかるけど、ここらへんからもニシハタがムカイを『守る』ために制しているのがわかる。あと、二人きりではないところではムカイ呼びなあたりもムカイのことを気にしているんだなぁって思って見てた。

 

〇赤チーム(西畑大西小島赤名正門)の僕に聞くのかい?ではコジマ・アカナ・マサカドがここに きた理由を話す。コジマは嘘の下手な詐欺師、アカナは自転車泥棒、マサカド暴力をふるっている父を刺した。オオニシはニシハタにも理由を聞くけれど濁される。皆はけてオオニシ「僕に初めて仲間ができた。でも外の世界は争いごとや戦争で溢れてる。」戦機が飛び交う音。外の世界の話。

⇒3人セットな感じが可愛くて仕方がないのと、赤名のキャラをここで把握し始めた。彼すごく堂々としてるし良いな・・・。個人的に好きなのは、ニシハタ「ここにはとんでもない罪で入ってきたやつもおる、な?マサカド」マサカド「俺のことはええやろ」。間の取り方と表情や動きがすごく好きなのと、単純にまさにしが好き(笑)

 

〇看守組の歌。轟。看守ver.の振り付けと歌詞。間奏の振り付けはVeteranと同様。歌終わり、 はけ際の看守長が次のシーンで出てくるムカイを睨んで鼻で笑う。

⇒初日パンフ買ったら轟の文字に目をぱちくり。見てもない状況で泣きそうだった。ちなみにめっちゃかっこいい。ホントかっこいい。語彙力なさすぎ自分(笑)セリフは低い声なのに歌うと龍太くん可愛い声してるからGAPもホント気持ちを鷲掴み・・・。

 

〇ムカイ「ある日突然、俺が大事にしていた絆がプチンって音を立てて切れた。」から風の子前の青チーム(向井丈リチャ朝田大橋)の見せ場。恩師のために人を殺めたリチャ、才能があるからスリをしたオオハシ、そのオオハシの加担したアサダ、反政府組織のリーダーのジョウ。ジョウの「お前は何をした」の声がどんどん大きくなっていき追い詰められるムカイ。最後にジョウ「ムカイ、お前は何をした!」ムカイ「お前らには関係ない!」の時のムカイは目がいっていることが多かった。その後ふっと力が抜けたように後ろを向いて立つ。

⇒追い詰めていくジョウの声と追い詰められていくムカイの対比がほんとうにぐっとくる。表面的じゃなくて感情が乗っている。見ていて手をぎゅうって握り締めてた。大好きなシーンの一つ。

 

〇オオニシがムカイがここに来た理由を聞く。ムカイは母の病気の治療費を集めるためにサラ金に押し入ってバッドで殴っ た。もともとは歌手を目指していたが町の工場で働くために夢を諦めた。母を捨てた父親とその息子を恨んでいる。オオニシ「人生が短いのは悲劇じゃない!大事なんは生まれてきて誰に出会ったか。ムカイのなかで、ムカイのお母さんまだ生きてる!」の言葉にそれまで自分と母の悲運を憎んでたムカイが心を打たれて、「なぁおふくろ、今からでも遅くないかな?風に乗って届くかな?俺の思い、、届いてくれ!」ここから風の子一等賞。

⇒これまでのムカイはニシハタや看守、時には同じ青チームに対しても反抗する節があったけど、ここは父親とその息子への憎悪がありながらも、やはり母にたいする愛情がにじみ出ていてその表情が好きだった。

 

〇ニシハタとオオニシ。掃除してるニシハタを止めて、ここにきた理由を聞くオオニシ。借金を抱えた親父と夜逃げしたが、積み重なる借金で優しかった親父が暴力を振るうように。弟を守るために殴り返したら次の日親父は自殺。その時借金とりに見つかって、これじゃ取り立てできねーだろうがって亡骸に縋り付く弟蹴飛ばされて、殴りかかった。ニシハタは模範囚を貫き施設にいる弟と早く暮らしたい。オオニシは親の顔を知らない。きっと捨てたことにも理由があると思って生きている。それを肯定するニシハタ。

⇒初日の公演で大吾の独白、「亡骸に縋り付くおとう、弟のこと蹴り飛ばしてソイツは言った。俺は飛びかかった。拳の骨が折れ、折れ・・・・・折れ続けるまで殴り続けた!」とぜぃはぁ言うもんだから胸が苦しくてたまらない。あと、これまでオオニシが親に捨てられたことに理由があったのだろうと推測することに対してつっぱねなかったのがニシハタだなと感じるから、以前と脚本変わっていてよかった。

 

〇一芸バトルのコーナー。ニシハタ以外。仕切りはムカイ。赤と青はいつも喧嘩してるから勝負しようという流れ。基本的には一発芸やモノマネ、とか。関西の自由で、笑いに貪欲な時間。

⇒康二が心から楽しみたいけど役柄も保たないといけないし・・・な時間でもどかしく見えた(笑)

 

〇看守長登場。部屋に戻る赤と青。看守長の日常紹介。今までには考えられなかった看守長がダジャレを言って滑るシーン。からの見学の方がきてるという流れでチビジュ出てくる。ここでもいじられる看守長。

⇒初日、なんやこれ!?!?だったけど可愛いるーたんが見れて幸せでした。中盤の公演になってくると龍太くんが一人になっただけでクスクスと客席から聞こえてくるあの空気が好きだった(笑)そして終盤あたりになると、3つめのダジャレを言う前に出てくる真鳥と古謝が出てこないってくだりが最高に面白かったwwwちなみに千秋楽もそれで、袖でうんうんって頷くまとくんが見えたwww

 

〇オオニシが歌う。星空見たり、ご飯食べたりするとこ。オオニシ「俺はここが好きや!」歌終わり鼻歌を歌うオオニシ。ニシハタ「歌好きなんか?俺の家族も歌が好きやった。」オオニシ「家族って施設の弟さん?」ニシハタ「まあ色々あるねん」オオニシ「教えて!」ニシハタ「俺実はもう一人兄弟がおる。アイツ歌うのが好きで、よくそれで皆笑ってた」と昔を懐かしむニシハタ。オオニシ「俺一人ぼっちやったからそこらへんよぉわからんねん。」ニシハタ「ごめん」オオニシ「(首を振って)俺、ここが好きやねん。皆が家族みたいで!」からニシハタがオオニシをブランコに誘う。ニシハタはブランコ押してはける。オオニシ「おはようおやすみこんにちは」の日記広げるとこ~闇を突き抜けて。その後お風呂場のシーン。お風呂つかる時「これでゆっくりつかれるなぁ」と声がかぶるニシハタとムカイが可愛い。桶ダンスじゃなくてバスタオルダンス。 

⇒ここでムカイが歌手を目指していた話と繋がってくる。懐かしんでいるニシハタの表情がよかったなぁ。ここにいる人たちを家族みたいだと称すオオニシが無邪気で辛い。あと、丈くんがMEに合わせてピアノ弾く動きするのずるいwww終盤になると丈くんムカイとオオニシのご飯のシーンにも出てくるwwwお風呂場のシーンでは「「これでゆっくりつかれるなぁ~!」」とはもるムカイとニシハタはやっぱり兄弟なんだなと愛おしくなる。バスタオルは康二くんが出てきてた(笑)楽しそうにほかの人のバスタオル奪っては客席通路に投げていたwwwそれを取りに行く今江・・・。着替え中に投げかける今江の独特な質問が本当に和んだ。


〇看守長登場。ムカイのベッドの下からハサミが見つかったと。ムカイが殴られると「なんだお前達のその目は!」っていう時みんな目をそらしたり見なかったりするけどずっと睨み続けるニシハタ。ここからはいつもどおり。いたぶられ殴られした後看守長室に呼び出されるニシハタ。看守長「因縁だよなぁ、お前とムカイ が同じ刑務所なんて。お前はムカイを売った。お前はムカイの罪を警察にちくった。で、ムカイは鑑別所。母親の死に目にも会えなかった。ムカイの母親を看取ったのはお前だったそうだな?そりゃムカイはお前に復讐したい、わかるよその気持ち。・・・明日お前とムカイでボイラー室の修理をしてもらう。(ガッとニシハタの肩を掴んで)気をつけろよ?あそこは危険がいっぱいだからなぁ?」と笑う看守長、急に笑顔が消えて「行け。」というギャップが怖い。

⇒ジョウがえらい看守長に対してビクビクしていると気付いた場面。あれはわざとなのか、リアルになのか。リアルだったとしたらそこまで看守長が怖いてってわけだけど、ジョウの賢さからすると演技なのかなぁと思って見てた。ムカイを殴った看守長をひるまず睨み続けるニシハタのムカイを『守りたい』欲が強いことがわかる。看守長室での話はマジで看守長の笑顔と冷徹な表情の差が激しくてぞくっとした。

 

〇看守(古謝)がオオニシにニシハタの弟が事故にあって危篤だと嘘を吹き込む。また、オオニシは看守長がニシハタが模範囚であろうと出す気は無いという話を聞く。古謝「どうしてオオニシにあんな嘘を?」看守長「あいつは初めてできたお友達のために一生懸命動くだろうなあ」と動き出すオオニシを遠目に呟く。暇つぶしのゲーム。

⇒古謝がオオニシに嘘を吹き込む時は単純にいっそわざとらしく悔しい表情を見せるのに、看守長から理由を聞かされて動揺しているのが好きだった。看守長は何かあればムカイを目の敵にしていたけれど、あれは単にお気に入りで、一番嫌いなのはオオニシだろうなと感じた。

 

〇ボイラー室。後で入ってきたニシハタを一瞥してイラつくムカイ。ムカイ「おふくろの最期の思い出が、俺の逮捕やった。」ニシハタ「お前も手伝え。」ムカイ「おふくろは泣きながら死んでいった・・・全部、全部お前のせいなんや!(殴りかかる)」ニシハタ「(こらえきれなくなって)何でや・・・何でわからんのやコウジ!」からのRival。ムカイの『限界だ もう限界だ』の後ニシハタが『限界?こっちのほうさ』って返すから咄嗟に睨むムカイ。『光る刃この手に握り締めてその胸へと突き刺すまで』で実際に両手で刃を握り締めるように目を見開いて刃を見つめてニシハタへの怒りを表現していた。だいぶ目がイッてる。間奏、ニシハタ「お前は家族や!憎まれても恨まれても俺はコウジを守り続ける!」ムカイ「血の繋がりをこんなに憎んだことはない!だからこそお前が許されへんのや!」イってる目でニシハタを見るムカイとその目をじっと見つめ返すニシハタ。

⇒ニシハタにイラついているムカイと「お前も手伝え」の温度差が好き。諭すような言い方するあたりもニシハタ。Rivalはもう手が震えて心臓がわしずかみにされる感じに苦しくて、本当に素敵だった。そして切ない。ムカイの強烈な憎悪と、ムカイを守りたいニシハタの信念のぶつかり合い。あんな目で見下ろされたらニシハタ絶対悲しいだろうに負けずに見返すニシハタはやはり強い。

 

〇Rival後殴り合う二人、止めに入る看守。ニシハタは間違った手段で母親を助けようとするムカイを止めたかったから。刑務所に入れば更正すると思った。看守長「ムカイ、またお前か。お前は独房行きだ。ニシハタ。大丈夫か?お前は今日の作業はしなくていい。」何で俺だけやねん!!って反抗するムカイと特別待遇に戸惑うニシハタ。ニシハタは連れてかれるムカイを追おうとするけど止められる。呆然としているニシハタをケタケタと笑ってはける看守長。その後ニシハタが青チームにリンチされ、赤と青の喧嘩。オオニシが止めに入って、脱獄しよーーー!着々と話が進み決行が今夜に。

⇒オオニシがやめろよってわって喧嘩をとめにいくところ、大西の小さな身体っていうのもあるけどすごいくるものがあった。脱獄の提案に真っ先にオオニシがいけるよな?と聞く相手はジョウ。ジョウは頭がきれるから。ここで戸惑うジョウもよかった。そして、「やるんやったら!みんなでやろうぜ!!!」のマサカドかっこよるぎかな・・・。着々と決まっていく脱獄計画についていけないニシハタの戸惑いが見て取れて素敵だった。

 

〇オオニシ「ニシハタ一緒に脱獄しよう?」ニシハタ「俺はもうすぐ出所できる」オオニシ「だから言ったやん。看守長は出す気無いって。」ニシハタ「でもお前はどうすんねん」オオニシ「俺のことはどうでもいい!!!!大事なんは皆が元の場所に帰ること。」ここで約束の歌。歌終わり、ニシハタ「弟も、あいつも、みんなも!…俺が守るから」

⇒ここのオオニシが救世主に見えた。結局はオオニシを庇って死ぬことになるんだけど、それでも救世主とでも思えてしまうのはオオニシの純粋に皆がいるべきところに帰るべきだと思っているからだろうな。「俺のことはどうでもいい!!!!」とニシハタを突き放すオオニシが辛すぎる。千秋楽、ここのオオニシの表情が見える席で注目していたけど、すっっっごく強い眼差しで突き放していた。救世主であると同時にオオニシの孤独が見える。ここが好きだけど家族みたいと思うけれど、それでも皆には帰るべき場所(家族)があると感じてこの行動に至ったオオニシの決断はそりゃ揺るがないよなぁ・・・。

 

〇脱獄のシーン。ちょこちょこ笑いもある。看守の服を脱がした仲間にこれ借りてくぞ!って走り去るニシハタ。コジマ・リチャとか、ジョウのI love 赤外線☆とか。

 

〇懲罰房。「あいつら脱獄するらしいぞ。お前は見捨てられたんだよ!」ってムカイの隣で笑う看守長。ムカイは唾を飛ばす。看守長から笑顔が消えさっと唾を拭う。電気の棒でも懲罰を受けるムカイ。囚人が着実に逃げてるのに楽しそうな看守長。そこに看守が入ってくる。まぎれてるニシハタ。ニシハタに殴られ、看守がニシハタと戦ってる間ムカイを指さしてケタケタ笑う看守長。ムカイは呆然としてたけど意識朦朧として目を閉じる。ニシハタが全員やっつけて腕の拘束を解く。ムカイ「何しにきた。(ニシハタをはねのけて)ほっとけよ!」ニシハタ「お前を迎えに来た!ここ出て一緒に人生やりなおそう!」ムカイの肩を抱いて出ていくニシハタ。起きる看守長、寝てる看守蹴飛ばして起こす。

⇒ニシハタがきて、ニシハタを『飛んで火にいる夏の虫』と例えて笑うけれど、看守長的にもっと面白かったのは、ニシハタが自分を助けにきたっている現実を目の当たりにしているムカイ。だからあんなにケタケタと看守長はムカイを見て笑っていた。そしてニシハタ強いな・・・と思うがこれはコウジを助け出すという目的が故なのかな。跳ね除けるムカイに「お前を迎えに来た!」と食い気味で言うニシハタが好き。

 

〇逃げるニシハタとムカイ。ムカイ「おい、一人でいけ。このままやったら二人とも捕まる。」ニシハタ「一人じゃあかんねん!俺は何としてでもお前とここを出る。お前を守る!わかったな。」と進む。看守(今江)がふたりを止める。笛を吹かない今江。逃げるふたり。「友情とは美しいものだなぁ。虫唾がはしるんだよ!」と今江を蹴飛ばす看守長、末澤にコイツも連れていけと命令するが、疑問を抱く末澤。どいつもこいつも・・・っていう顔で看守長は末澤も蹴り飛ばす。拳銃使用の許可をおろす。この刑務所のルールは俺だ!と暴走する看守長。複雑な顔をするも決心を決める看守たち。

⇒どんだけニシハタはムカイを『守りたい』んだよ・・・もう辛くなるからやめてくれよぉってこれから起こること考えると思っちゃう。「わかったな。」と諭すニシハタに対してのムカイの表情をやっと千秋楽で確認できたんだけど、あぁここでムカイの中でニシハタからダイゴに変わってったんだな・・・と感じた。

 

〇最後のゲート前で合流するもオオニシがいない。ニシハタ「あいつ!無茶しやがって!」と走り出す。片方の支えがなくなって、倒れかけるムカイ。ムカイは思わず手を伸ばすけどでもその手は届かない。オオニシは高いところにいる。最後のゲートはここから解除できそうと。ムカイ「最後のゲートはあいつらが何とかしてくれる!だからそれまであいつら引き付けるぞ!」看守長登場。空に銃を一発うつ。ひるまないオオニシ。ニシハタ「オオニシ無茶や!降りてこい!」聞かないオオニシ。ニシハタが登ってオオニシをかばって、撃たれる。この時囚人が「ニシハタ!!」って言うけど絶句して何も言えないムカイ。ニシハタが撃たれて呆然とする囚人に向かって、「全員死ねぇ!」と銃を乱発する看守長。囚人を取り囲んで守る看守と看守長を抑える看守。取り押さえられてもなお笑ってる看守長。取り押さえられたままはける。

⇒「最後のゲートはあいつらが何とかしてくれる!」っていうムカイの台詞がムカイが完全にニシハタを信用してることがわかる。あぁ、、辛い、、ニシハタを撃ってもなお、「全員死ねぇ!」と看守がいるのにむやみやたらと乱発して狂ったように笑ってる看守長やばい。そしてそんな看守長見て、まぁ看守を駒のように使ってきた看守長だなと感じた。看守が囚人を囲って看守長から守るような図がますます看守長の孤独を際立たせた。看守長を抑えている今江の表情がよかった。だって既にニシハタは撃たれているだけで苦しいのに、まだ暴走する看守長のことさえも哀れんでいる(?)ような感じ。うまく言えない・・・。

 

〇撃たれたニシハタにすがりつくオオニシ。ムカイがそっとよってくる。ムカイ「ダイゴ、おいダイゴぉ!起きろよ、目ぇ覚ませよぉ、おいダイゴ、、二人でここ出るんやろ?一緒にやりなおすんやろ?なぁ、ダイゴ、、起きろ目ぇ覚ませよ!!!」俺のせいやと悔やむオオニシ。お前のせいじゃないと否定するムカイ。オオニシ「コイツには幼い弟もおるんやぞ!」ムカイ「大丈夫。俺がおる。弟には俺がおるから!」

⇒ここのムカイが本当に見てられない。『守る』って言ったやんかよ!!!!!!って殴りたい。でも、たしかにニシハタは『守った』んだけどね。そして自身も辛いはずなのにオオニシを慰めるためにムカイは我慢したんじゃないかとすら思った。

 

〇あいつのぶんも生きる。歌い出しのムカイの声は震えてる。鼻をすすることも。看守長に内部監査委員から通達書。調べて何がわかる!と反抗するけど連れていく看守。看守長「離せ!俺に触るんじゃねぇ!(振り払って)俺は戻ってくるぞ!必ず戻ってくるからな!俺は力でこの城の秩序と平和を守ってきた。アイツらもいずれわかるだろう、外の世界の方が地獄だってことが」看守「何を言ってるんですか(腕を掴もうとする)」看守長「(警棒で制止して)貴様らの手など借りん。」って一人ではけていく。

⇒この時の顔が看守長なりの意志や正義が出てるような感じで強くてかっこいい。

 

〇1ヶ月後出所。見えないニシハタに言葉をかける仲間達。基本にこにこニシハタは聞いてるけどムカイが「ダイゴ、お前は誰よりも強かった。俺もやりなおすわ。弟のことは心配すんな!お前はそこでゆっくり休んどけ」ってところで顔がゆがむニシハタ。オオニシは外に出る理由もないし孤独なやつをニシハタが自分にしてくれたようにしてあげたいと、ニシハタの近くにもう少しいたいと残る。

⇒ここのニシハタの表情が細かくて好きだ~!ムカイの言葉で歪むのが、弟のことで安心したように微笑むのが。

 

〇最後、ムカイ「じゃあな!」の言葉で別れていくみんな。EDニシハタ「今も昔も俺らは夢を追い、人を愛し続ける。いつの時代も繰り返される無意味な争い。誰かのために命を落とす奴もいれば、それで救われる奴もおる。(ブランコに乗るオオニシに向かって)なぁオオニシ。俺らのこの塀での戦いはお前のその優しさに包まれることで終わりを迎えた。世界中の皆がお前みたいやったら戦争なんてなくなるんかな?幸せな何の争いもない暮らし。平和で何も起こらない暮らしが一番幸せやってお前は知ってたんやな。そんな暮らしに感謝せなあかんって。お前は知ってたんやな。誰もが求めてやまないその世界をお前はここに見つけた。ほらお前の好きなブランコや。ここにきて一人じゃなくなった。みーんな家族みたいなもんや。そのブランコずっと乗ってていいからな(オオニシのブランコをおしてはける)」ニシハタの声は聞こえないオオニシ。少したってブランコから降りて、ブランコをおして、はける。

⇒オオニシには聞こえていないニシハタの声。それがもどかしくて、でもオオニシが遠くを見てブランコに乗っている様子が好きで。未来を見ている感じ、というのかな。

 

 

 

とりあえず大まかなストーリーの流れと雑感。つ、疲れた・・・。

書けば長くなりそうだから全体的な感想とか、今の関西Jr.に対してのあれこれとかはショータイムの雑感にまとめて書く、うん。

明日は日生少年たち、自分的初日だーーーー!楽しみだーーーー!